4.11.13

作品展示期間、ラストウィーク!

みなさま、こんばんは。

早いもので、作品の展示期間も残すところあと1週間となりました。

我孫子国際野外美術展の紹介が掲載された新聞記事を見て、初めて来ましたというお客様もたくさん遊びにいらしてくださいました。この3連休の間には我孫子市市長そして副市長もご来展くださいました。
11月3日(日)今年2回目となるレクチャーハイキングには50~60名の方々にご参加いただきました。
足をお運び下さいましたたくさんのみなさま、本当にありがとうございます。

毎年、新聞をはじめ様々な媒体でご紹介を頂いておりますが、我孫子市周辺にお住まいの方でもこの美術展の存在を知らないという方もいらっしゃるのが現状です。

『みんなの手で、つくろう!美術展。』から始まったこの我孫子国際野外美術展は、その趣旨をご理解頂ける多くの一般市民の方々や企業からの協賛金のご協力を頂き、また多くのボランティアスタッフの手によって支えられている美術展でございます。

一口、2千円からのご出資で美術展のオーナーになって頂くという市民オーナー制度を設けております。
会期終了後に発行される展覧会カタログの贈呈やカタログへのご氏名記載、一般参加として作品を出展される場合の参加費の割引等の特典がございます。

今後も末永く、地域のみなさまに親しんで頂ける美術展が継続出来るようスタッフ一同力を合わせて頑張りますので、趣旨にご賛同頂ける方がいらっしゃいましたらご協力をお願い致します。


さて、前置きが長くなってしまいましたが本日のテーマは2つあります!

【①ワークショップ紹介】

今年の美術展オープン前の10月18日、我孫子市立布佐小学校の5年生を対象に『自分定規ワークショップ』が実施されました。
我孫子国際交流協会からも通訳のご協力を頂き、海外からの招待作家も同行し小学生と作家との貴重な交流の時間となりました。





◇『自分定規』とは‥

約30センチの細長い木材に「日常」「人生」「希望」「好き嫌い」など、さまざまなテーマで目盛りをきざみ、絵や文字を描いたり、色を塗ったりして、自分の心や価値観を目に見える形にするオリジナルなワークショップです。
向き合い、見つめ直すことで、新しい自分や友達の知らなかった面を発見する時間を体験します。
2002年より、美術館、学校、ギャラリー、さまざまなイベントで大勢の人が参加し、個性豊かな自分定規が作られています。
(また自分定規は知材として商標登録もされています!)




自分の中にあるものを何らかの形で自由に表現し、新たな発見の楽しみを体験出来る、このとっても素敵なワークショップを手掛ける松原容子さんは、昨年は招待作家として作品を出展されました。





タイトル:見えないけれど、確かにそこにあるもの
      I do not see, what is there to be sure.

~野外に展示された『自分定規』の数から子供の少子化、描かれている内容から子供たちの可能性を、形態から子供の体躯の弱さと自然に近い存在であることを感じとって頂けたら幸いです~




今年松原さんは布佐図書館横にて、ワークショップで出来上がったみんなの作品の展示をされています。ひとりひとり違う想いが形となってひとつひとつ違うオリジナルの自分定規が展示されています。
ぜひぜひ個性溢れる作品を覗きにお越しください◎



【②波多野キッズプロダクションによるパフォーマンス告知】

毎年、気合いに気合いを重ねて参加をしてくださっている波多野キッズプロダクションのパフォーマンスを告知致します。
以下、波多野キッズプロダクションより~



波多野キッズプロダクションは、2009年に東京目白の森の中で結成されたグループ。一方通行の表象の場を求めておちゃらけ活動をはじめる。
2010年からは本展に造形作品を出展。
はつらつ、にぎやか、へなちょこなパフォーマンスを行い、新しい若者像を世間に提示する。基本種目は、「趣味の演芸」。




◇今年のパフォーマンス
題:だしパニック
時:11月10日(日)13:00~15:00
所:花の広場から布佐下通り
内容:波多野キッズプロダクションと安全に楽しく山車を動かしませんか?
    飛び入り参加大歓迎。これは祭りではなく、曳行。


昨年のパフォーマンス:牛パニックより
 










展示期間も残すところあと1週間となりました。

みなさまのお越しを心よりお待ちしております◎

 

2.11.13

心ゆくまで散策、してみませんか?

みなさま、こんにちは。

天候の関係で、やむを得ず大幅にスケジュールが変更となった点も多々ございましたが、第16回我孫子国際野外美術展も無事にオープニングを迎えました。

先週までの台風や大雨の影響により、作品の制作・展示も難航する状況が続いた中、無事にオープニングを迎えられたことに感謝しております。


10月26日(土)にはオープニングセレモニーが実施され、翌日の10月27日(日)にはレクチャーハイキングが行われました。久しぶりの好天気に恵まれ、気持ちのよいレクチャーハイキング日和となりました。たくさんのみなさまにご来場頂きまして、ありがとうございました。
その様子も後日お伝えしていきます。


さて、そんな今回の我孫子国際野外美術展ですが、どのような作家が参加されているのか気になる方も多いことと思います。
そこで簡単に招待作家のご紹介をしたいと思います。(※写真は過去の作品です)


Asta Gudmundsdottir 【アイスランド Iceland】

テキスタイルデザイナーでもあり、自身のブランドを持つ彼女ですが、インスタレーションや彫刻等を通して表現の場を広げています。アイスランドをはじめ海外でも数多くのアートシンポジウムに参加しています。

website : www.astaclothes.com


 Clay Apenouvon 【トーゴ共和国 Togo】


 トーゴ共和国出身、現在はフランスに拠点を置いて制作活動を行っています。
“Plastic Attack”
宮の森公園と布佐市民の森でカラフルでエネルギッシュな作品を近くで体感してみてください。
website :  clayapenouvon.com




 Yatin Upadhyay 【インド India】


 国内外での数々のパフォーマンス・ワークショップに参加。
 
 
 布佐下多目的広場にて自然との調和を感じながらお楽しみください。





 Kristine Schnappenbarg 【ドイツ Germany】


様々な経歴を持ち、世界各国で数多くのレジデンスでの制作に参加。宮の森公園での展示と図書館2階での投影を使った空間をお楽しみいただけます。
彼女から生まれる作品は、観るものを独特な世界観へ引き込みます。




 Hedya Klein 【アメリカ/オーストリア U.S.A/Austria】

アメリカ・オーストリア・その他の国での個展・グループ展、レジデンスでの表現活動に多数参加。
宮の森公園を空高く見上げてください。気持ちよさそうに風になびく彼女の作品に出会えます。






Heimo Wallner 【オーストリア Austria】

自らもオーストリアにてアーティストの受け入れレジデンスを手掛けています。
今回一緒に来日した“息子の大冒険”をテーマに宮の森公園にパワフルな作品が展示されています。




小林ナオコ 【日本 Japan】

室内・屋外フィールドにて、数多くの作品展示を手掛けています。
とても鮮やかなカラーが特徴の今回の作品は、宮の森公園の入り口で訪れた人を出迎えてくれます。

 website : http://www.geocities.jp/ndsgallery/




 ソメヤケンジ 【日本 Japan】

家具デザイナー阿部紘三氏に師事したのち草月流男子専科・勅使河原宏氏に入門「現代日本の立体造形家100人」に選出されている染谷さんは、立体造形家・家具デザイナーとして長年に渡り多くの作品を手掛けています。
布佐市民の森であっと驚く作品に出会えます。
http://www.mezzo-z.com/

 
 


田中康予 【日本/アメリカ Japan/U.S.A】


ニューヨーク在住の版画家田中さんは、展覧会・アートプロジェクト・パフォーマンスなど様々な表現の場で活躍されています。
宮の森公園での展示とは別に図書館では版画の展示もしています。




 丸野由希子 【日本 Japan】


国内での個展、メキシコでの美術交流展など、“紙”を素材とする作品をたくさん制作されています。布佐の浅間神社にて、心落ち着く厳かな空間で作品に出会えます。




 中村 岳 【日本 Japan】

 空間構成を得意とする中村さんは中之条ビエンナーレをはじめ多くのアートプロジェクトに参加しています。

布佐図書館脇で一際目を引く作品に出会えます。

website : http://www42.tok2.com/home/morueran/



各作家の詳しい情報はHPに掲載しておりますのでご覧ください。
  ↓  ↓

http://abikoe.com/13/artist/inv_artist.html



今期の作品展示期間は11月10日(日)までです。
時間帯によっても展示された作品、作品が展示されている空間の雰囲気も大きく異なりますので、お好きな時間に合わせて是非何度でも足をお運びください。
また、各作品毎に作家手作りのオリジナルスタンプが設置されています。スタンプラリーも一緒にお楽しみください。


次回のレクチャーハイキングは、11月3日(日)13:30~実施予定となっております。
布佐市民の森の花の広場よりスタートし、宮の森公園や図書館、布佐下多目的広場などに点在している各作品を効率よく観てまわるコースです。
動きやすい格好でお越しください◎

みなさまのお越しを心よりお待ちしております。

26.10.13

10月27日(日)のお知らせ(10/26 21:00現在)

現在、布佐は雨も止み、夕日も綺麗に見え、穏やかな夜です。

明日は久しぶりに、良い天気に恵まれそうです。
明日・27日(日)のプログラムは以下のように実施予定です。


10:00 - 12:30  レクチャーハイキング @布佐市民の森 花の広場
13:00 -     オカリナ演奏 @布佐市民の森 花の広場
14:00 -     The fox & rabbit tour session @ 旧井上家住宅
15:00 -     オカリナ演奏 @布佐市民の森 花の広場


皆様のご来場をスタッフ・参加アーティスト一同、心よりお待ちしております。



The fox & rabbit tour session



我孫子国際野外美術展実行委員会






10月26日(土) 10:00現在の現場状況

皆さん、こんにちは。

我孫子国際野外美術展実行委員会より、
26日(土) 10:00現在の現場状況をお知らせ致します。

台風27号の接近により、現在も雨が降り続いております。
昨日お知らせ致しました通り、オープニングセレモニーなどの行事を
下記のように変更または中止させていただきますので、
ご了承お願い致します。

10月26日(土)
●13:00~    オープニングセレモニー @旧井上家住宅(相島) 蔵にて
●セレモニー後 コンサート及びパフォーマンス @旧井上家住宅(相島) 蔵にて
●レクチャーハイキング・薪神楽 ⇒ 中止

尚、雨の様子でイベントの予定を大幅に変更致します。

http://abikoe.com/13/event/event.html




       


25.10.13

予定変更のお知らせ


26日のオープニングセレモニーは 13:00 より 旧井上家住宅敷地内、蔵にて行います。
予定をしていたプログラム、『レクチャーハイキング』『薪神楽』 は中止致します。
尚、当日は台風の影響により、各交通機関のダイヤが乱れたり、
お車の場合は、道路が冠水する恐れがありますので、お気を付け下さい。

●旧井上家住宅
〒270-11036 我孫子市相島新田1番地

ホームページ


24.10.13

公開制作スタート!彩られていく、布佐のまち。

みなさまこんばんは。

先週の台風26号に続き、今週末にかけて本島に近づいているとされる台風27号のことが寝ても起きても頭をよぎります。

我孫子国際野外美術展の会場となります布佐地区におきましても、床下浸水・床上浸水等の先週の台風による被害は未だ深刻な状況となっております。
我孫子市の対応としましては、明日24日から布佐地区に被災者窓口が設置されるそうです。
接近しています台風27号にも今後も引き続き十分な注意をお願いします。

どうか晴れて、どうか逸れて、の想いが少しでも届くよう、あとは祈るばかりです!!


【10.17 台風直後の様子~】


 
大雨の影響により、ところどころには大きな水たまりが出来ました。
暴風の影響を受け、宮の森公園に設置された我孫子国際野外美術展の大看板も再び設置が施されました。


 
そして、先週末からは国内招待作家はじめ、一般参加のみなさまも続々と布佐入りし、各制作に取り掛かっております。

夕食時には海外からの招待作家による自国の料理が振る舞われ、インドパーティ・アイスランドナイトなどなど、夜な夜な盛り上がっております。
そして、夕食後には毎晩交代で作家によるプレゼンテーション!

 
 
 
 
 
制作にとりかかるアーティスト達の会場までの主な足となるのは自転車です。
秋空の下、布佐のまちを風を切って自転車をこぐのはとっても気持ちがいいものです。

しかし先週末も激しい雨が降るなど天候がすぐれない日も続きました。
屋内での作業の様子です↓



 

【10.19~公開制作開始】

各作家の作品展示場所も決まり、公開制作もはじまっております。
公開制作3日目の様子をスナップでお伝えします◎



 
 
 
 





徐々に作家の手によって、彩られていく布佐のまち。
是非是非遊びにいらしてください◎

 
  
                                                                              
                                                                                            photo :Toshio Yoshifuji
                                                             Natsuko Suzuki
                                                                                                                Yuri Sasaki